毛について考える
毛。
毛である。
毛っていうのは、大事な所を守る役割を果たすと昔聞いた。
でも、無駄な毛は多いと思う。
上の方から勝手にちょっと考えてみた。
頭髪:衝撃から頭蓋骨を守る。色や形を変えて楽しむ。
でこ毛:無駄っぽい(というか、こんなに生えてていいものかと不安にさせる)
眉毛:上から流れる汗が目に入らぬようにせき止める。
まつ毛:ゴミや強い日射が目にはいらぬように防御。
もみあ毛(字違うと思われる):耳穴を淡くガード。
耳毛:さらに耳穴をガード。
鼻毛:鼻の粘膜を外敵から防御。
ひげ:私を惑わす魅惑のアイテム。
わき毛:汗の問題がきっと関わっているのだと思う。あってもなくても臭い困った代物。
胸毛:きっと乳首を守っている。男ランクが上がる。
ギャランドゥー:もさもさ。魅惑のアイテム2。
尻毛:父さんの尻に一本生えてた。
陰毛:大事な物達を守っている。
腕毛:いらない。
指毛:もっといらない。
足毛(すね毛):無駄毛。でも、抜くのは楽しい。
足の指毛:生え方が2タイプにわかれる。でも、無駄。謎の毛。
(番外編)
ほくろ毛:志村けん。
あぁ、なんて無駄な毛が多いのか。
小さい頃、父さんの一本だけ生えている尻毛を指摘した所、
「父さんのこの毛な・・これを抜かれたら、父さんは死ぬんだ」
と言われ、本気にした。
あれほど父の尻周辺に気を使っていた子供は滅多にいないだろう。
というか、「父」と書こうとして、一発目に出た変換が「乳」だったのが、
なんだか物悲しかった。
普段の行いとは、こーゆう所でふと出るものだ。
無駄なこの毛達を、毛が不足している人達に移植できれば、無駄ではなくなる。
有効なのだ。
排水溝に寂しく流れて行く様を見ずに済むのだ。
毛。哀れ。
剃られて、流れる。
哀しい運命である。
でも、また生えてくる。
毛。強い。
でも、邪魔。
でも、ヒゲはいい。